はじめに

みなさん、こんにちは。旭川市の歯科医院、武蔵デンタルクリニックです。

インビザラインは、透明なマウスピースを使用したマウスピース矯正の一種であり、歯列矯正のために広く利用されています。
従来の矯正装置と比較して目立たず、取り外し可能な特徴があります。

この記事では、インビザラインのリテーナーについて詳しく解説し、付ける必要のある期間についても触れます。

 

インビザラインのリテーナーとは

インビザラインの矯正治療が終了した後、歯の移動を安定させるためにリテーナーを使用することがあります。
歯はインビザラインでの矯正治療を終えた後でも本来の位置に戻ろうと少しづつ移動してきます。
そんな歯に対し、リテーナーは、マウスピース矯正の最終段階で歯列が理想的な位置になった後、その場所を維持する役割を果たします。
リテーナーは、マウスピースと同様に透明なプラスチック製であり、装着感が軽く目立ちにくい特徴があります。

 

リテーナーの種類

リテーナーには、主に2つの種類があります。

 

1. マウスピース型リテーナー：

マウスピース型リテーナーは、取り外し可能なタイプのリテーナーです。主に透明なプラスチック製で、マウスピース矯正と同様に歯にフィットします。マウスピース型リテーナーは、就寝時や特定の時間帯に装着し、それ以外の時間は外すことができます。歯の安定を保つためには、指示された時間に正確に装着することが重要です。ただ、上下の歯の間にマウスピースを挟むのでかみ合わせ（過蓋咬合や開咬）の問題には向かない可能性があります。

 

2. ワイヤー型リテーナー：

ワイヤー型リテーナーは、歯に接着されたままのタイプのリテーナーです。一般的な場合、金属製のワイヤーで歯に固定されており、特別なことが無い限り、取り外すことはできません。通常は歯列の裏側に装着されるため、外部からは目立ちにくいです。ワイヤー型リテーナーは、リテーナーの装着や取り外しに手間をかけたくない患者さんに適しています。また、ワイヤー型の方が歯に強い圧力を欠けることができるので、動きやすいような部分の歯でも確実に固定ができます。

 

リテーナーの保定期間

リテーナーの保定期間は、個人の状況や治療結果によって異なりますが、一般的には矯正治療後の最初の数ヶ月から数年間が推奨されます。
リテーナーの装着期間中は、定期的な歯科医院の受診が重要です。歯科医師はリテーナーの効果や適切な装着時間を評価し、必要に応じて調整やアドバイスを行います。

 

リテーナーの保定期間は、治療結果を維持するために重要です。歯は環境の変化や加齢によって移動する可能性があるため、リテーナーを定期的に使用することで安定させることが必要です。
一般的に、リテーナーの装着時間は就寝時を含めて1日12〜20時間程度が推奨されます。

 

リテーナーのケアと注意点

リテーナーは清潔な状態を保つことが重要です。以下にリテーナーのケアと注意点をまとめます。

 

1. 歯磨き後の清掃:

リテーナーは歯磨き後に水でよくすすぎ、専用のクリーナーや柔らかい歯ブラシで優しく清掃しましょう。清潔な状態を保つことで、口腔内の細菌や汚れの蓄積を防ぎます。

 

2. 正しい保管方法:

リテーナーを取り外す際には、専用のケースに保管しましょう。ケースは清潔な状態で保ち、直射日光や高温の場所から遠ざけるようにしましょう。

 

3. 定期的な歯科医院の受診:

リテーナーの効果を確認するために、定期的な歯科医院の受診が必要です。歯科医師はリテーナーの適切な装着状態や調整の必要性を評価し、適切なアドバイスを提供します。

 

4. リテーナーの破損や紛失に注意:

リテーナーは取り外し可能なものもあり、紛失や破損のリスクがあります。リテーナーを外す際には慎重に行い、紛失や破損を防ぐために注意しましょう。万が一、リテーナーが破損や紛失した場合は、歯科医院に連絡し早急に修理や再製作を依頼しましょう。

 

まとめ

以上が、インビザラインのリテーナーに関する解説です。リテーナーは治療結果を維持するために欠かせない要素であり、適切な装着とケアが必要です。歯科医師との定期的なコンサルテーションを通じて、リテーナーの効果を最大限に活かし、美しい歯並びを維持しましょう。

 

当院では、患者様の”全身の健康”を守るために全力で治療に取り組んでまいります。

旭川市で歯科医院をお探しの方は是非、お気軽に武蔵デンタルクリニックにご相談ください。

矯正相談のご予約はこちら
（※「一般矯正」をご選択ください）