トピックス TOPICS

予防歯科の費用はどのくらい?

はじめに

みなさん、こんにちは。旭川市の歯科医院、武蔵デンタルクリニックです。

今回は予防のための歯医者の費用はどのくらいなのか説明していこうと思います。

 

そもそも予防歯科は、虫歯や歯周病などの口腔疾患を未然に防ぎ、口腔内の健康を維持するための歯科の分野です。予防歯科では、定期的な歯科検診や専門的なケアにより、虫歯や歯周病のリスクを低減し、健康な歯と口腔環境を保つことが重要視されています。虫歯や歯周病が悪化すると重篤な全身疾患を引き起こす可能性もあるため、予防歯科は口腔内の健康だけでなく、将来の全身のためにもなるのです。また、患者自身のセルフケアも予防歯科の重要な要素であり、日常的な歯みがきやフロスの使用、口腔ケア製品の選択などが口腔健康に与える影響も指導されます。

 

予防歯科の費用について

予防歯科の費用は、歯科医院や地域によって異なります。一般的に、予防歯科の費用は一般的な歯科治療よりも比較的低めに設定されていることが多いです。これは、予防的な歯科出の治療が虫歯や歯周病などの進行を防ぐことで、将来的な治療コストを削減する効果が期待でき、その点において国は保険制度を活用し、一部予防歯科の処置に対して支払金額を下げる取り組みを行っているからです。

 

以下では、予防歯科の代表的な費用について、さらに詳しく見ていきます。

 

  1. 歯科検診と口腔検査の費用

 

定期的な歯科検診と口腔検査は、予防歯科における基本的なサービスということができるでしょう。歯科医師が口腔内を詳細に検査し、虫歯や歯周病の早期発見や口腔の健康状態を確認します。歯科検診の費用は一般的に500円から数千円程度と幅広いですが、地域や医院によって異なります。ただし、この費用は予防の重要なステップであり、口腔疾患を未然に防ぐために非常に価値があります。

 

  1. PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の費用

 

PMTCは、歯科衛生士による専門的な歯のクリーニングです。PMTCでは、特殊な器具を使って歯の表面を磨いたり、超音波スケーラーを用いて歯石やバイオフィルムという細菌の集合体を取り除いたりすることで、歯の表面を滑らかにし、細菌の付着を防止します。歯のクリーニングだけでなく、歯と歯茎の健康状態を評価し、口腔内の異常を早期に発見する役割も果たします。PMTCの費用は、500円から数千円程度が一般的です。虫歯や歯周病のリスクを低減するために、定期的なPMTCを受けることが推奨されています。

 

  1. フッ素塗布の費用

 

フッ素は、歯の表面に塗布することで、エナメル質(歯の表面を覆う硬い部分)を強化し、虫歯の発生を抑える効果があります。フッ素はエナメル質の結晶構造を強化し、酸による溶解を防ぐことで、歯の表面をより丈夫にし、虫歯の原因となる酸の攻撃から歯を守る役割を果たします。フッ素塗布の費用は、一般的に500円から数千円程度です。特に子供の歯に対しては、フッ素塗布が有効であり、成長期の虫歯予防に効果的です。

 

  1. 予防処置の指導と教育の費用

 

予防歯科では患者自身の日常のセルフケア、家庭でのケアが重要な役割を果たします。歯科医師や歯科衛生士が適切な歯みがきの指導やフロスの使い方、口腔ケア製品の選択などを教育することで、患者自身が口腔健康を維持できるようにサポートします。これらの指導と教育の費用は、通常の診療料に含まれている場合がほとんどです。

 

まとめ

予防歯科の費用は、歯科医院や地域によって異なりますが、比較的リーズナブルな価格設定が一般的です。予防歯科は虫歯や歯周病などの口腔疾患を未然に防ぐことを重視し、定期的な歯科検診やPMTC、フッ素塗布などの処置を通じて、口腔の健康をサポートします。

 

予防歯科には、将来的な治療コストを削減し、口腔の健康や全身の健康を維持する効果が期待できるため、積極的に受診することが重要です。また、予防処置の指導と教育を受けることで、患者自身も口腔健康を維持するためのスキルを身につけることができます。定期的な予防歯科の受診と日常的なセルフケアの実践により、一生涯にわたって健康な歯と口腔を保つことを目指しましょう。

 

当院では、患者さまの”全身の健康”を守るために全力で治療に取り組んでまいります。

旭川市で歯科医院をお探しの方は是非、お気軽に武蔵デンタルクリニックにご相談ください。

矯正相談のご予約はこちら
(※「一般矯正」をご選択ください)